【質問の要旨】

町は、人口減対策として、土地区画整理事業や宅地開発、子育て世代を中心とする移住・定住施策による人口増に期待をしています。

昨年、教育福祉常任委員会では、「子育て環境の充実」をテ－マに視察を行いました。視察先の町では「移住・定住促進策」を大きな施策としており、その施策の中心は、やはり、若い世代に魅力ある「子育て環境の充実」ということでした。

本町においても「大井町こども･子育て支援事業計画」を策定し、様々な子育て支援策に取り組んでいます。しかしながら、「町立大井保育園の保育時間について」実情をみてみると土曜日の保育時間は、8時から13時までとなっていました。この保育時間の設定は、近隣市町においても例がなく、就労形態が大きく変化している社会の実態に即していないものとなっていました。　また、保育時間の変更は、施設整備を伴うものではなく、人的配置の工夫等最小の経費での「子育て支援策」の充実を図ることができるものです。

そこで、土曜日の保育時間を延長することは、「子育て支援の一助」となるものであることから喫緊の課題として3月、6月の定例会において実施を求めてきました。

【6月定例会・答弁要旨】

近隣市町の公立保育園の土曜日保育は、大方の保育園が平日同様１８時３０分までの保育時間となっている。多くの潜在的二―ズはあると考えている。土曜日の１日保育は、その必要性を十分認識しており、早期実現に向けて、保育士の勤務体制や調理師の土曜勤務等を調整検討している状況にある。