2020年10月15日
令和2年大井町議会第4回臨時会

令和2年大井町議会第4回臨時会

会期

令和2年10月2日(金曜日) 9時~

日程

月日(曜日)会議の別会議の内容
10月2日(金曜日)本会議議長選挙
副議長の選挙
足柄上衛生組合議会議員の選挙
足柄東部清掃組合議会議員の選挙
議案第63号~64号(人事)

令和2年大井町議会第3回臨時会

令和2年大井町議会第4回臨時会が上記のとおり開催されました。

この臨時会は、一般選挙後の初議会であり、議会構成、監査委員等を選任するものでした。

令和2年9月13日執行大井町議会議員選挙では、新たに7名の議員(新人議員6名、元議員1名)が当選され、大きく入れ替わることになりました。

議会構成は、次のとおりとなりました。

企画経済常任委員会

定数

7人

所管事務

総合計画の策定、情報公開、消防、防災対策、環境保全、公園の建設・管理、上下水道布設・維持、農業・商工・畜産の振興、道路・水路の建設・補修、都市計画の決定

委員名(〇委員長 △副委員長)

〇鈴木磯美、△牧野一仁、伊藤奈穗子、田村俊二、岡田幸二、山崎真弘、黒岩陣太郎

教育福祉常任委員会

定数

7人

所管事務

児童・高齢者・心身障害者などの福祉、保健予防、介護保険、国民健康保険、老人保健、広報広聴、町税の賦課徴収、小中学校・幼稚園・給食センターの運営生涯学習・スポーツの振興、青少年の健全育成

委員名(〇委員長 △副委員長)

〇清水亜樹、△田中正彦、清水豊司、鈴木武夫、和田紀昭、重田有紀、大石舞

広報広聴常任委員会

定数

13人

所管事務

議会だより、議会ホームページ、議会報告会その他議会の広報・広聴に関すること

委員名(〇委員長 △副委員長)

〇伊藤奈穂子

広報分科会:△清水亜樹、鈴木磯美、山崎真弘、和田紀昭、黒岩陣太郎、大石舞
広聴分科会:△牧野一仁、田村俊二、田中正彦、鈴木武夫、岡田幸二、重田有紀

議会運営委員会

定数

6人

所管事務

円滑な議会の運営を図るため、「議事運営に関する事項」や「議長の諮問に関する事項」について協議します。

委員名(〇委員長 △副委員長)

〇田村俊二、△鈴木武夫、清水亜樹、牧野一仁、田中正彦、鈴木磯美

議長選挙について

この臨時会では、一般選挙を経て前述のとおり新たな議会構成となりました。

議会について旧来から強く感じていたことは、町(執行機関)に対し、チェック機能と政策提言ができる議会となることです。そのためには、以下2点の改善を図る必要を強く感じていました。pu

  1. 町(執行機関)に対し、より多くの情報提供を求めていく必要があること。
  2. 議案審議の簡素化と効率化への改善の必要があること。

そこで、今回の選挙を機に議長職を目指しました。強い議会を目指すためには、議長職を得ることによりリーダシップを発揮することができ、実現により近づくことができると判断したためです。

当初は、多くの議員の賛同が得られ、確実なものとされていました。しかしながら、途中から、外圧が働き戦列を離れるものが出てきました。

10月2日に行われた議長選挙では、5:8で敗退となりました。最後まで、賛同者として支援してくれた同志には、議員としての誠実さ、人間としての誠意を強く感じました。感謝と敬意を心より表します。

先例では、所信表明がされなくても議長選で多数を得ることは可能ですが、密室政治による議長選との誹りは免れなかったと推測します。

結果はともあれ、この議長選に際し、私を含め所信表明がなされました。

このことは、良しとするものです。さらに、副議長選においても所信表明がなされたことは、良い先例となりました。

議長職、副議長職を目指すものは、所信を明確にし、信を問うとする手法を大井町議会の先例として残すことを願っています。

次に、所信表明の全文を掲載します。

所信表明

おはようございます。10番議員 田村俊二 でございます。

議長選に当たり、私の考え方と決意を申し述べさせていただきます。

大井町議会は、大井町議会基本条例を制定し、⑴自由闊達な討議、⑵町民参加と協働を基軸とし、町民の福祉の向上を図り、まちづくりを推進するとしています。

本議会は、この崇高な理念の実現に向けて「開かれた議会」「討議する議会」の充実を目指してまいりました。

「討議する議会」では、この3月、町提案条例について「町民に対し明確にすべき」との趣旨を盛り込んだ修正案を、全会一致で可決しました。これは、議会自ら研鑚することにより、議会としての役割を果した一例であります。

情報公開と相互批判は、民主主義の根幹であります。

その意味で、議会が、より闊達な「討議する議会」となるためには、さらに、⑴町執行部に対し、議案資料等の提供のあり方、⑵委員会の活用を含め、効率的な審議方法のあり方などの検討を進め、効率、効果的な議会運営を行う必要があります。

また、議会の自助努力として議員定数等の課題は、引き続き議論をすべき課題と認識するものであります。

二元代表制のもと議会が議会の役割を果たすための新たなル-ルづくりを積極的に進めてまいります。

また、この度の選挙では、多くの若い世代の皆様が議員となられました。このことは、この町の「未来を」「その手法を」「若い世代の皆様に託す」とする大井町民の声であります。

時計の針を戻すようなことを決して求めてはいないと理解するものであります。

議員の皆様に求められているのは、自ら律し、判断することであります。そして、今、その資質、姿勢が問われています。

結びになりますが、大井町の歴史・伝統・文化を尊重し、格調ある議会のもと、町民の福祉の向上と安心安全を確保しつつ、将来に向け、確かな議会運営を目指し、取り組む決意であります。

このことは、議長一人でできるものではありません。議員の皆様の協力なくしてはなしえないことであります。

議員各位のご理解とご支援をお願い申し上げまして、決意表明とさせていただきます。


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