2020年3月22日
【令和2年大井町議会第1回定例会】の報告(一般質問)

ひょうたん池から見た富士

令和2年大井町議会第1回定例会が別紙【令和2年大井町議会第1回定例会】のとおり開催されました。

一般質問では、以下の質問をしました。

  1. 遊休農地(耕作放棄地)対策は
  2. 特定空家等に対する取り組みは
  3. ホームぺ-ジの活用と拡充は

特に注視した点について次に記します。

遊休農地(耕作放棄地)対策は

質問

  1. 遊休農地(耕作放棄地)面積、農業従事者の推移は
  2. 対策として行った事業と今後の方向(制度を含む)は
  3. 田園環境を形成する農地保全の課題は
  4. 農道改修要望の進め方は

質問の趣旨

「大井町第5次総合計画、第4次実施計画」において、農業基盤の整備、農業の多様な担い手の育成・確保及び農地利用の活性化は、重要な施策と位置付けられている。また、「おおい都市マスタ-プラン」においても農地は町の骨格を形成する自然環境と位置付けられている。そこで、遊休農地(耕作放棄地)対策は、重要課題と考えるので質したものである。

答弁概要

「遊休農地(耕作放棄地)面積、農業従事者の推移は」について

農地利用状況調査の結果、荒廃農地は、2010年度14.1㏊、2019年度24.2㏊、農業従事者数は、2010年度726人、2015年度640人となっており、高齢化に伴い耕作放棄などの増加が懸念される状況にある。

「対策として行った事業と今後の方向(制度を含む)は」について

国の制度を活用した青年就農給付金、耕作放棄地解消に向け活動を行う集落営農団体への補助金交付など担い手の育成、地域全体で農地を維持する仕組みづくりを促進している。人・農地プランを作成し、担い手の明確化農地の集約化を進める。「農地バンク」の活用を促進、併せて、農地と新たな担い手をつなぐ町独自の制度の創出も重要と考えている。

「田園環境を形成する農地保全の課題は」について

農地利用や担い手の確保策など将来の方針をまとめていくことが必要と考えている。

【地域振興課長】酒匂川土手の雑木は、県土木と引き続き調整していくが農地の適正管理もお願いしていきたい。

「農道改修要望の進め方は」について

農地の集約化などに関する方針を定め、計画的に基盤整備を進めたい。

田村の考え

1.遊休農地(耕作放棄地)面積、農業従事者の推移は
2.対策として行った事業と今後の方向(制度を含む)は
4.農道改修要望の進め方は
田村としつぐ

地域農業の担い手となる農業者に対する経営支援や農地集約の促進等を行っていることは承知している。

国、県の事業を町が受けて実施するのではなく、人口減少、担い手不足を解消するために、新たに農業を目指す方がいれば、農地と人を結ぶ町独自の制度の創出を促したものである。

例えば、他の自治体でも行っているが、1000㎡以下の農地と農業意欲のある人を結ぶ制度の創出を促すものである。本町では、人口流入の施策として、「お試し住宅」の導入を実施している。この施策と連携させた施策などが考えられないかということである。高齢化、担い手不足、相続による等に基ずく遊休農地(耕作放棄地)の増加低減のためには有効な施策と考えている。

併せて、「農道改修要望の進め方は」で質したところではあるが、大型農業機械の導入は、農業従事者の高齢化に伴い自分で耕作ができなくなった場合、他者に依頼する場合を含めて最重要課題と言える。しかも、地元では、農道の拡幅に伴う地権者の合意まで取り付けている状況を考えると「農地の集約化などに関する方針を定め、計画的に基盤整備を進めたい。」とは、あまりにも時期を失する厳しすぎるものではないだろうか。高齢化の現実は、1年先は分からないということである。町長巡視は何のためか。地域の実状把握ではないのか。あまりにもかけ離れた答弁と言わざる得ない。

3.田園環境を形成する農地保全の課題は

西大井地域から金手地域にわたる酒匂川の松並木は、「ひょうたん池」から冨士を望む景色として「関東の富士百景」に認定されている。この酒匂川左岸の景観は、田園環境があってのものである。この田園環境を維持するためにも遊休農地(耕作放棄地)の課題は大きいものと考えられる。また、「おおい都市マスタ-プラン」では、田園環境を形成する農地(縦貫道から酒匂川までの西大井、金手地区の農地)として位置付けられている。ならば、田園環境を形成する農地の保全という観点に立った施策が当然求められることになる。この景観を損ねる要因の排除も当然課せられていると考える。雑木の排除も当然である。生活環境の観点から、大井町環境美化条例に沿って排除を促すことができないのか、また必要があるのではないか。

このような事例は、農地保全の視点だけでなく、環境の視点等町が持っている様々な手法を駆使して行うものと考える。

大井町第5次総合計画、第4次実施計画、第2項 都市基盤 2-1-④ 景観の保全 「景観形成のための条例等の整備について検討」とあるがどのように進展しているのか。田園環境を形成する農地の保全という観点に立った施策として有効なものと考えられる。質していきたい。


▲このページの先頭へ