
平成30年大井町議会第3回定例会が別紙【平成30年大井町議会第3回定例会】のとおり開催されました。
この議会で特に注視した点について、記述します。
議案第47号「大井町小児医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について
この条例は、小児医療費の一部助成の年齢を引き上げることにより、子どもの健康の増進を図り、健全な育成を支援するために改正を行うものとのことでした。そこで次の確認をしました。
問:対象人数、事業費は。
答:対象人数は、530人を見込み、事業費は、中学生の平均事業費が10,000円であり、530万円増を見込んでいる。
問:全体の対象人数、経費の総額は。
答:今年度の中学生までの人数は、2,100人、拡大した530人を加え2,630人である。経費の総額は、中学生までに拡大した平成28年度約6,100万円、平成29年度約6,000万円。この額に530万円増を見込んでいる。
問:町単独事業となるので所得制限導入の考えは。
答:中学生まで引き上げた際と同様、所得制限は考えていない。
田村の考え

この答弁により制度の概要は、確認できました。厳しい財政状況下において子育て支援の観点から、この制度の拡充は、神奈川県で初めての施策の取り組みとして評価すべきものです。しかしながら、町単独事業であることを考慮すると所得制限等導入の熟考・検討が求められるところです。
陳情第1号「住民交流拠点の整備(健康福祉センター土日開放)についての陳情書」について

「陳情書」について
「住民交流拠点の整備(健康福祉センター土日開放)についての陳情書」が子育てサポートおうママの会 代表 大澤祥子氏 他293名の署名添付にて提出されたもので、教育福祉常任委員会に付託されました。9月18日午後、教育福祉常任委員会にて、審査を行いました。
審査に当たり、陳情者からの意見陳述後、質疑応答を行いました。また、執行部側にも出席を求め質疑応答を行いました。慎重審査の結果、賛成全員により「採択すべきもの」と決しました。本会議において委員会報告、討論後の採択の結果、賛成多数で「採択」と決しました。
田村の考え

願意は、平日に加えて土曜日曜祝日にも無料で誰もが自由に集える場所を作ること。その具体案として保健福祉センタ-の土曜日曜祝日の開館を望む【子どもおもちゃ館や喫茶スぺ-スなどの利用】とするものである。
当町においては、大井町自治基本条例を制定し、まちづくりを町民が主体的に行うための中心的な役割を担う組織を自治会におき「協働のまちづくりの原則」を定め諸施策を展開してきている。
町民の自治活動を推進するために自治会館の整備はその一例である。
しかし、町もその枠に収まらない個人としての町民の活動活動領域を生涯学習、スポーツ、子育ての分野では認めているものと推量する。
このような状況を考えるならば、個人としての町民の活動領域をより担保する施策が求められている。世代、男女を超えた交流スぺ-スの確保は町民の主体的な活動を支えるものとして取り組む必要があると考える。
本陳情の「保健福祉センタ-の土曜日曜祝日の開館を望む」とする願意は、
管理上の問題
1.事務所区域に立ち入れないような方策や各部屋に立ち入れないように施錠は可能か。
2.空調関係、照明関係について、エントランス、子どもおもちゃ館等個別対応は可能かトイレは使用できるのか。
土日祝の利用に資するための財政負担
1.光熱水費
2.利用のための施設改善費
3.警備に要する費用等
の問題はあるが
1.子育て支援の充実
2.障がい児者の働く場の拡充・活性化
3.施設、事業の有効活用
4.交流スぺ-スとしての活用(公園)